UMAJIN.net

競馬サロン

齋藤翔人

2025/05/16 18:00

【新潟大賞典2025予想】前走3勝クラス組に連対率50.0%の好走データあり ◎昇級組+好走データ最多4項目合致の一頭

113

※競馬サロンメンバーシップに加入いただいことがある会員様には、メルマガに特典情報をご案内がございますので、必ずご確認ください。

◆【随時更新中|5/17(土)的中速報】前週重賞V2の本堀タクヤ、3複好配当連発の田原ら、高打率馬券に注目!【新潟大賞典2025予想】

5月12日。ジャパンスタッドブックインターナショナルのXが、フォルキャップが繁殖登録されたことを発表しました。

地方の門別と大井で35戦4勝の戦績を残したフォルキャップは、クレイドルサイアーの産駒。三代父は競馬史上最高クラスのアイドルホースとなったオグリキャップで、唯一の後継種牡馬ノーザンキャップから、なんとか血が繋がっている状態です。
一方、母方を見ると母父がアイルハヴアナザーで、二代母はJRAのオープン勝ち実績があり、特に小倉では5戦5勝と無類の強さを発揮したマンデームスメ。さらにその父はサンデーサイレンスで、母父ブライアンズタイムなど、血統表の中にはオグリキャップとほぼ同世代の大種牡馬の名が複数見られます。

年明けの当コラムで、三代始祖の中でもかなり稀少になったバイアリータークへ遡るヘロド系の種牡馬、パールシークレットが日本に導入されたことについて触れました。
一方、フォルキャップはネイティヴダンサー系で、それ自体、特に珍しくはないものの、ミスタープロスペクターを介さないネイティヴダンサー系種牡馬はかなり稀少。そして、それ以上に日本の競馬史上最高といっても過言ではないアイドルホースの血が遺らないというのは、弱肉強食の世界とはいえやはり寂しいものです。一頭でも多くの花嫁がフォルキャップに集まることを願わずにはいられません。

それでは予想に。

今回は、新潟大賞典の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)前走馬体重
(2)父の系統と斤量の増減
(3)前走3コーナーの位置取り
(4)前走人気
(5)母父の系統
(6)今回の斤量
(7)前走頭数
(8)前走クラス
(9)騎手の東西別
(10)前走時の馬体重の増減

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記10項目。その中で(1)は前走馬体重について。
大型馬の好走が目立つ当レース。中でも、前走馬体重が480kg以上で3から6月生まれ。なおかつ、キャリア16戦以上の馬は[5-1-2-7/15]。勝率33.3%、複勝率53.3%。単勝回収率418%、複勝回収率216%。過去5年の勝ち馬すべてがこの条件に当てはまっていました。
◇該当馬=ハピ、サイルーン、ボーンディスウェイ

(2)は父の系統と斤量の増減で、2パターンご紹介します。まずはディープインパクト系種牡馬の産駒。
こちらは、前走と斤量が同じか、2から2.5キロ重くなるか、1から1.5キロ軽くなる馬が[0-3-4-6/13]。複勝率53.8%、複勝回収率236%。勝ち切れていないものの、複勝率は(1)とほぼ同レベル。
◇該当馬=ディマイザキッド、ハピ、オールナット、サイルーン、グランドカリナン

一方、ロイヤルチャージャー系以外の種牡馬の産駒は、前走から斤量が軽くなるか、2キロ以上重くなる馬が[3-2-0-5/10]。勝率30.0%、複勝率50.0%。単勝回収率327%、複勝回収率155%。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=レガーロデルシエロ

次は(3)。前走3コーナーの位置取り。
新潟大賞典は、前走3コーナーで2番手以内に位置していた馬が[0-1-0-13/14]と、大不振。一方、前走3コーナーで3から5番手に位置し、その時の斤量が55.5キロ以上だった馬は[3-2-2-4/11]。勝率27.3%、複勝率63.6%。単勝回収率450%、複勝回収率260%。複勝率は6割を超えていました。
◇該当馬=パラレルヴィジョン、シリウスコルト、ボーンディスウェイ

(4)は前走人気で、ここも2パターンご紹介します。まずは、前走3番人気以内だった馬。
こちらは、今回5から8枠を引くと[3-3-0-5/11]。勝率27.3%、複勝率54.5%。単勝回収率450%、複勝回収率201%と、文句なし。
◇該当馬=エピファニー、サイルーン、レガーロデルシエロ、サブマリーナ

一方、前走、重賞かリステッド含むオープンで6から9番人気だった4、6歳馬も負けておらず[1-1-3-5/10]。勝率10.0%、複勝率50.0%。単勝回収率55%、複勝回収率248%と、複穴を出していました。
◇該当馬=ショウナンアデイブ、マテンロウオリオン、ボーンディスウェイ

(5)は母父の系統です。
過去5年の新潟大賞典は、ノーザンダンサー系を中心とするニアークティック系種牡馬を母父に持つ馬の回収率が、単複とも100%超。そのうち、前走が芝かつ東京、中京、阪神のレースに出走した関西馬は[3-2-1-5/11]。勝率27.3%、複勝率54.5%。単勝回収率265%、複勝回収率140%。勝率と複勝率は(4)の前走3番人気以内馬と同じでした。
◇該当馬=オールナット

続いては(6)。今回の斤量について。
斤量に注目したとき、好走率がやや高かったのは54キロ、55キロ、そして58キロ以上を背負った馬たち。ところが、そのうち毛色が鹿毛の馬や、ノーザンファーム生産馬の成績は今ひとつで、これらを除くと[4-1-1-4/10]。勝率40.0%、複勝率60.0%。単勝回収率486%、複勝回収率198%。勝ち切っている点は魅力です。
◇該当馬=マイネルメモリー

(7)は前走頭数。
新潟大賞典は、どういうわけか前走少頭数のレースに出走した馬が好調。具体的には、前走頭数が13頭立て以下で、そのときの馬番が1から7。なおかつ、今回乗り替わりとなる馬が[3-2-1-4/10]。勝率30.0%、複勝率60.0%。単勝回収率356%、複勝回収率189%と、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=エピファニー、サイルーン、フライライクバード

(8)は前走クラスです。
前走3勝クラス1着馬が強い当レース。過去5年の成績は[1-4-0-5/10]で、勝率10.0%、複勝率50.0%。単勝回収率194%、複勝回収率155%。昇級の壁を苦にしていません。
◇該当馬=カネフラ、ディマイザキッド、レガーロデルシエロ、サブマリーナ

(9)は騎手の東西別について。
武豊騎手が春の新潟に初参戦することが話題となっている今年の新潟大賞典。実際、栗東所属騎手騎乗馬の好走率は美浦所属騎手騎乗馬より高く、とりわけ前走3から6着だった馬に騎乗すると[2-1-3-2/8]。勝率25.0%、複勝率75.0%。単勝回収率246%、複勝回収率208%と、凄まじい成績を残していました。
◇該当馬=ハピ、オールナット、エピファニー

そして最後は(10)。前走時の馬体重の増減。
近年の新潟大賞典は、前走時、馬体重が10から19kg増えていた馬が[1-1-2-3/7]。勝率14.3%、複勝率57.1%。単勝回収率227%、複勝回収率170%。該当馬は少ないものの、文句なしの成績です。
◇該当馬=ショウナンアデイブ、レガーロデルシエロ

これら10の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとしました。

◎12レガーロデルシエロ
○11サイルーン
▲15ボーンディスウェイ
☆5ハピ
△9エピファニー
△7オールナット
△4ショウナンアデイブ
△14サブマリーナ

【単勝】15(1点)
【馬単/マルチ】12⇔11,15,5,9,7,4,14(14点)
【ワイド】12=11,15,5,9,7,4,14(7点)
【3連複/軸2頭】12=11=15,5,9,7,4,14(6点)

本命候補となったのは、4項目に合致した6枠の2頭。その中でレガーロデルシエロを本命としました。

全9戦中8戦で3着内に好走しているレガーロデルシエロ。唯一大敗を喫した昨年のきさらぎ賞でも本命にしていたのは苦い思い出ですが……、ここまで6ヶ所の競馬場を走り、うち5つの競馬場で好走しているのは能力が高い証拠でしょう。上位人気になりそうではあるものの、昇級組が強いレース。ここからさらに大きな舞台へと羽ばたいて欲しい素質馬です。

馬券はまず、レガーロデルシエロからの馬単マルチ、ワイドを購入。さらに、サイルーンとの3連複軸2頭ながしと、一発がありそうなボーンディスウェイの単勝も買います。

それでは土曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
※競馬サロンメンバーシップに加入いただいことがある会員様には、メルマガに特典情報をご案内がございますので、必ずご確認ください。
 

この記事が参考になった方は
主宰者に「エール」を送ろう!(最大10回)

エール0

この主宰者をお気に入りに登録しよう!
マイページから確認できます

お気に入り登録
競馬サロン TOP

人気主宰者の「重賞」「自信の一鞍」など複数の予想を30日間定額で!

先着800名様限定!
30日間無料キャンペーン実施中

月額コースはコチラ

ただいま30日間
無料お試しキャンペーン実施中!

全コラムが見放題
月額コースはコチラ

月額コース購入に進む

この記事のみをご覧になりたい方はコチラ

単品購入(500pt)に進む

本記事は単品購入限定となります

PAGE TOP