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スーパーお父さん・本堀タクヤ

2025/05/24 18:20

【オークス】人気馬の評価順を桜花賞から変更して厳選買い目で決め打ち/東京12R/京都9R(サブスク)

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■東京11R・オークス

馬券バトルロワイアルにおける私の予想をご覧になっていた方はご存じかと思うが、クイーンCと桜花賞はともにエンブロイダリーに自信の◎を打って的中。桜花賞は3連単1着固定でスマッシュヒット。「この世代の牝馬でエンブロイダリーがいちばん強い」という私の評価が正しかったことを証明してみせた。ならば、「どうせ本堀はオークスでもエンブロイダリーが本命だろう」と思われるかもしれない。しかし、今回は対抗評価に下げ、別の馬に◎を打つ。その理由はふたつある。

ひとつは距離だ。オークスは距離適性よりも絶対能力で決まるレースであることは過去の歴史が証明しており、アドマイヤマーズ産駒だから距離に不安があるというようなナンセンスな見解を示すつもりはない。将来的にエンブロイダリーがもっと短い距離の路線を主戦場にするかもしれないが、少なくとも現時点で2400mに不安はないし、問題なくこなせるとみている。しかし、他馬との比較において「マイルよりも付け入る隙が生まれてしまう」ことは否めない。いかに能力は上位でも、エンブロイダリー以上に距離が延びてよさそうなタイプはいる。この懸念があるので、さすがに今回はアタマ鉄板ではないと判断した。

もうひとつは人気だ。クイーンCも桜花賞も、1番人気にならないことが確実だった点が推奨理由のひとつ(結果的に両レースともに3番人気)だったが、今回は土曜日のメイン終了時点で前売り1番人気。どうやら、このまま1番人気で発走を迎えそうな雰囲気が漂っている。アタマ鉄板と評価していれば、それでも◎を打つところだが、先に述べたように今回は付け入る隙があり、決して盤石ではない。いわゆる配当妙味がまったくないのだ。エンブロイダリーがこの世代の牝馬でいちばん強いという見立ては変わらない。しかし、強い馬が勝つとは限らないのが競馬である。よって、オッズを勘案して評価を一枚下げた。

本命はリンクスティップ。2000mでデビューし、初勝利も2000m。この使われ方からして、陣営がデビュー前からマイルよりも中長距離に適性を感じていたことは想像に難くない。そして、3戦目は好メンバーが揃ったきさらぎ賞で牡馬相手に2着。ポテンシャルの高さを示してみせた。前走の桜花賞は出遅れて道中最後方という絶望的な位置から外をまくっていき、直線だけで3着に追い上げる離れ業を披露。もしかしたら、いちばん強い競馬をしたのはこの馬だったかもしれない。血統、馬体、走法を総合的に判断すると、エンブロイダリーよりも距離延長歓迎のクチであることは間違いない。逆転の可能性は十分にあるだろう。

対抗はエンブロイダリー。私は桜花賞上位組が抜けていると評価しているので、単穴はアルマヴェローチェ。この人気3頭を中心に買い目を絞って勝負する。

■印・買い目と資金配分
◎5リンクスティップ
○9エンブロイダリー
▲1アルマヴェローチェ
△10タイセイプランセス
△12ブラウンラチェット
△15カムニャック
△18エリカエクスプレス

【単勝】5(1点)
【馬連】5=9,1,10,12,15,18(6点)
【3連単/フォーメ】5→9,1→9,1,10,12,15,18(10点)
【3連単/フォーメ】9,1→5→9,1,10,12,15,18(10点)


■東京12R・丹沢S

上位人気(おおむね5番人気以内)に支持されそうな面々の多くに不安材料があり、穴狙いに向く一戦として取り上げた。

カズタンジャーは前走の2勝クラスの日吉特別を上がり最速の直線一気で快勝。引き続き同じ舞台かつ、斤量が3キロ減ったハンデ55キロで臨めることもあり、昇級戦でもいきなり通用しそうな雰囲気をかもしだしている。しかし、3勝クラスで勝ち負けするには指数が足りない。あと一歩届かずという展開はおおいにあるとみて、押さえに回す。

ビップスコーピオンは地力上位も、ゲートの悪さがどうにも気になる。最内枠を引いてしまった今回は、最後方に近いポジションに置かれてしまう可能性もある。毎回バテずにしっかり伸びてくるので、直線である程度は押し上げてくるだろうが、馬券圏内に届かないケースも十分にありそう。この馬も押さえ評価が精一杯だ。

ペンナヴェローチェは昇級戦となった前走をコンマ7秒差5着にまとめた。勝ち馬は次走の平安Sで4着に好走するジンセイなので、クラス2戦目の慣れを見込んで前進を期待したくなるところだろう。しかしこの馬もカズタンジャー同様、思いのほか指数が伸びていない。鞍上のルメール人気を避けることもできず、馬券妙味はまったくないので、思いきって消しの評価を下す。

本命はマテンロウガイだ。東京ダ2100mは過去に3戦して1勝。じり脚タイプということもあり、ミドルからスローで末脚勝負になったときはあと一歩、前が流れたときはキッチリ差し切り勝ち、という結果を残している。今回は前走逃げて勝利を収めたオペラプラージュが5番枠から先手を主張しそうで、外目の枠のコスモジンバック、プラウドヘリテージらも1コーナーまでに前団に取りつきたいタイプであることから、ペースはある程度流れると予想する。展開的には、マテンロウガイに向きそうだ。能力指数は1位。ハンデ56キロは手ごろ。ここは条件的に馬券圏内濃厚とみて軸1頭で勝負する。

■印・買い目と資金配分
◎15マテンロウガイ
○3オメガタキシード
▲14プラウドヘリテージ
△10カズタンジャー
△7ペンティメント
△1ビップスコーピオン
△16セブンスレター
△9タンゴバイラリン

【単勝】15(1点)
【馬連】15=3,14,10,7,1,16,9(7点)
【3連複/軸1頭】15=3,14,10,7,1,16,9(21点)
【3連単/フォーメ】15→3,14,10→3,14,10,7,1,16,9(18点)
【3連単/フォーメ】3,14,10→15→3,14,10,7,1,16,9(18点)


■京都9R・4歳上1勝クラス

珍しく川田騎手の名前がGIの出走表になく、日曜日は裏開催の京都で騎乗する。ファンもそれはわかっているし、マスコミも当然あおる。騎乗予定は4頭で、どれも上位人気確実な存在。状況的に過剰人気に拍車がかかり、どの馬も必要以上に売れるだろう。穴党としては、「人気の川田を嫌って高配当を狙えそうなレース」を探すことが必須の作業となる。

いちばんのターゲットと判断したのは、この京都9Rだ。川田騎手が騎乗するロジカルワーズは未勝利の身ながら、格上挑戦で出走した2勝クラスの特別レースと1勝クラスの一戦でそれぞれ2着を記録している。この先どこかで、1勝クラスを突破するだろう。ただ、それが今回かというと少々疑問。紛れが生じやすいフルゲートの18頭立て。実績に乏しい右回り。2着激走後の中1週のローテ。重箱の隅をつついて出てきたような不安材料に思えるかもしれないが、状況的に万全とはとうてい言い難い。圧勝してもおかしくない一方、4着以下にコロッと負けるケースも普通にある。そのように判断し、シルシは△にとどめた。

上位評価の3頭は、気性的にマイルより千四向きで距離短縮の変わり身がありそうなビーグラッド、川田騎手の陰に隠れて過剰人気を避けられそうな松山騎手騎乗のサンライズプルート、追い切りの動きが抜群で初芝の未知の魅力もあるケロシンドリームズ。このうち1頭が馬券に絡めば的中する買い目を組んで勝負したい。

■印・買い目と資金配分
◎13ビーグラッド
○5サンライズプルート
▲8ケロシンドリームズ
△11ロジカルワーズ
△9エールトゥヘヴン
△16リアライズ
△17ショウナンラウール
△7アルバニー
△14テクノデザイン

【馬連/フォーメ】13,5,8=13,5,8,11,9,16,17,7,14(21点)
【3連複/フォーメ】13,5,8=13,5,8,11,9,16,17,7,14=13,5,8,11,9,16,17,7,14(64点)

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