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◆【随時更新中｜6/1(日)的中速報】いよいよ大一番！2週連続特大万馬券GETの本堀タクヤら主宰者陣の◎はどの馬に！?【日本ダービー2025予想】

有力馬が順当に出走し、文句なしの好メンバーとなったダービー。皐月賞の上位入着馬たちがそのまま人気を集めそうですが、同8着のアロヒアリイがフランスのロンシャン競馬場でおこなわれるパリ大賞（7月13日）に挑戦するというニュースは驚きでした。

2005年に距離が2400ｍとなり7月に移行されて以降、プール・デッセ・デ・プーラン（仏2000ギニー）、ジョッケクルブ賞（仏ダービー）と三冠レースを構成するパリ大賞。2000年以降の覇者で日本でもお馴染みな馬としては、クロノジェネシスの父バゴや、凱旋門賞でディープインパクトを破ったレイルリンク、日本で繋養されているベーカバドなどがおり、ドウデュースのオーナー、キーファーズの松島正昭氏が後にクールモアと共同所有したジャパンも当レースの勝ち馬です。

アロヒアリイは6月下旬に出国を予定しており、結果次第ではそのまま滞在。同じくロンシャンでおこなわれる凱旋門賞に出走する可能性もあるとのことです。
父ドゥラメンテはケガで早期引退を余儀なくされたため、海外での成績はドバイシーマクラシックの2着のみでした。ただ、母父オルフェーヴルは、日本調教馬の中で最も凱旋門賞制覇に近づいた一頭で、どちらかといえば、アロヒアリイもドゥラメンテよりオルフェーヴルに似たタイプ。さらに5代母サンプリンセスもまた凱旋門賞2着の実績がある名牝で、この果敢な挑戦を応援せずにはいられません。

それでは予想に。

今回は、日本ダービーの過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

（1）前走人気
（2）生産牧場
（3）前走着順（着差）
（4）生月
（5）前走上がり
（6）馬主
（7）前走時の馬体重の増減
（8）母父の系統
（9）前走3コーナーと4コーナーの位置取り

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記9項目。その中で（1）は前走人気について。
ダービーは、前走、中山芝2000ｍのレースで2から5番人気だった馬が強く［2-5-2-9/18］。勝率11.1％、複勝率50.0％。単勝回収率305％、複勝回収率136％。該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝エリキング、ミュージアムマイル、マスカレードボール、サトノシャイニング

次は（2）。生産牧場。
過去5年の3着内馬15頭中12頭は、ノーザンファームと社台ファームの生産馬。そのうち、前走人気＞前走着順（前走3番人気1着など）。なおかつ、前走と同じ斤量を背負う馬は［2-5-2-8/17］。勝率11.8％、複勝率52.9％。単勝回収率322％、複勝回収率147％。文句なしの成績でした。
◇該当馬＝ショウヘイ、ミュージアムマイル、エムズ、ホウオウアートマン、マスカレードボールなど6頭

（3）は前走着順（着差）です。
（1）とほぼ重なりますが、なんといってもダービーは皐月賞好走馬。具体的には、前走皐月賞で1着か0秒4差以内の惜敗を喫した馬が［3-5-2-5/15］。勝率20.0％、複勝率66.7％。単勝回収率92％、複勝回収率127％。なんと、複勝率は7割に迫ります。
◇該当馬＝ミュージアムマイル、ジョバンニ、クロワデュノール、マスカレードボール、サトノシャイニング

（4）は生月について。
遅生まれが活躍するダービー。中でも、前走と同じ騎手が騎乗（継続騎乗）する4、5月生まれの馬は［3-2-3-7/15］。勝率20.0％、複勝率53.3％。単勝回収率348％、複勝回収率158％。複勝率は（2）と同レベルでした。
◇該当馬＝レディネス

（5）は前走上がり。
前走速い上がりをマークした馬が結果を出している当レース。前走上がり2位以内、かつ今回奇数番を引いた馬は［3-2-2-5/12］。勝率25.0％、複勝率58.3％。単勝回収率435％、複勝回収率178％と、文句なしの成績でした。
◇該当馬＝レディネス、マスカレードボール

（6）は馬主です。
大手クラブ法人所有馬の好走率が高いダービー。とりわけ、前走16頭立て以上か9頭立て以下のレースに出走した、キャロットファーム、サンデーレーシング、シルクレーシングの所有馬は［2-3-1-6/12］。勝率16.7％、複勝率50.0％。単勝回収率166％、複勝回収率116％。こちらも、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬＝ファンダム、ミュージアムマイル、カラマティアノス、クロワデュノール

続いては（7）。前走時の馬体重の増減について。
前走時、馬体重が二桁増か二桁減か増減なしだった馬の複勝率が高い当レース。中でも、そのときの馬番が1から8だった馬は［2-2-3-4/11］。勝率18.2％、複勝率63.6％。単勝回収率119％、複勝回収率178％。（3）と同じく、複勝率は6割を超えていました。
◇該当馬＝ファンダム、ホウオウアートマン

（8）は母父の系統。
近年のダービーは、ロイヤルチャージャー系、ニアークティック系、ネイティヴダンサー系、マンノウォー系種牡馬を母父の持つ馬の好走率が低く、逆に母父の系統がこれら以外だと［3-0-2-6/11］。勝率27.3％、複勝率45.5％。単勝回収率568％、複勝回収率187％。まずまずの成績を残していました。
◇該当馬＝エムズ、ニシノエージェント

そして最後は（9）。前走3コーナーと4コーナーの位置取りです。
少し変わった買い条件ですが、期間内のダービーは、前走3コーナーで6番手以内かつ4コーナーで4番手に位置していた馬が［2-3-0-3/8］。勝率25.0％、複勝率62.5％。単勝回収率250％、複勝回収率106％。該当馬は少ないものの、素晴らしい成績でした。
◇該当馬＝エムズ

これら9つの条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎7ミュージアムマイル
○17マスカレードボール
▲8エムズ
☆13クロワデュノール
△18サトノシャイニング
△14ホウオウアートマン
△6ファンダム
△5レディネス

【馬単/マルチ】7⇔17,8,13,18,14,6,5（14点）
【ワイド】7＝17,8,13,18,14,6,5（7点）
【3連複/軸2頭】7＝17＝8,13,18,14,6,5（6点）

本命候補は、4項目に合致したミュージアムマイルとマスカレードボールの2頭。その中で、ミュージアムマイルを本命としました。

前走、紛れが多かった皐月賞で、不利を受けながらも完勝したミュージアムマイル。今季初戦の弥生賞ディープインパクト記念こそ4着に敗れたものの、その後の短期放牧で、クラシックでカギとなる「成長」を手にし、見事に巻き返しました。
「乗り替わりはダービーを勝てない」というジンクスは、今回騎乗するダミアン・レーン騎手が自ら破っており、その点はさほど気にしてはいませんが、少し気になるのは、過去5年で3着内なしの4枠に入ったことと、速いタイムで皐月賞を制した馬はダービーを勝てないという点です。
まず、前者については、過去5年の該当馬10頭すべてが6番人気以下だったため、そこまで気にする必要はなさそう。一方、後者に関しては、父が母系の良さを引き出すキングカメハメハ系種牡馬で、良さを引き出される側の母父は、現役時にダービー2着他、有馬記念を制するなど2400ｍ以上で本領を発揮したハーツクライであり、勝ち切るかはともかく、折り合いさえクリアすれば大崩れはないという判断に至りました。

馬券はまず、ミュージアムマイルからの馬単マルチ、ワイドを購入。さらに、対抗マスカレードボールとの3連複軸2頭ながしも買います。

それでは今年もダービーデーを楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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