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競馬サロン

齋藤翔人

2025/06/07 18:00

【安田記念2025予想】勝率37.5%超抜データ+αに合致◎ 「データ派としてこの馬を推さない理由がない」

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先日、JRAは京都競馬場100周年記念事業の一環として、将棋の竜王戦七番勝負の第4局が京都競馬場で開催されることを発表しました。

日本将棋連盟の公式戦の対局が、JRAの競馬場で行なわれるのは今回が初めて。会場が「菊の間」という聞き慣れない部屋だったため、早速、指定席マップで確認したものの掲載されていませんでした。一般には開放していない、おそらく来賓室のような部屋と思われます。

現在、竜王のタイトルを保持しているのは藤井聡太竜王で、挑戦者を決める戦いが進行中。第4局が行なわれる11月12、13日は、エリザベス女王杯(11月16日)の直前と表現したほうが競馬ファンには分かりやすいかもしれません。

「将棋×競馬」は、一見すると異色のコラボレーションのように思えますが、先の展開を読む勝負事という意味では似ており、グリーンチャンネルで2週間に一度放送されている「競馬場の達人」(各界の著名人が一日馬券を買って楽しむ番組)にも、過去、棋士の方が何度か出演されています。
一方、栗東トレセンには「栗東将棋部」が存在し、北沢伸也元騎手や川島信二元騎手など将棋が趣味という騎手も少なくなく、棋士と騎手の交流も深いそう。今回のコラボレーションが、競馬と将棋、それぞれにとってWinWinとなるよう、まずは秋のタイトル戦が無事に開催され、以後も良好かつ発展的な関係が構築されることを願います。

それでは予想に。

今回は、安田記念の過去5年を深掘り調査。好走傾向から買い条件を探し出し、そこから本命馬を見つけます。

(1)乗り替わりの有無
(2)馬主
(3)生月
(4)生産牧場
(5)前走人気
(6)前走着順
(7)今回と前走の枠順
(8)前走時の馬体重の増減
(9)性別
(10)父の系統
(11)外国人騎手

近年の好走傾向から買い条件となったのは、上記11項目。その中で(1)は乗り替わりの有無について。
安田記念で好走率が高いのは、JRAの騎手から今回短期免許で来日中の外国人騎手に乗り替わる馬。もしくは、継続騎乗かつ前走GIに出走した牝馬か前走海外の芝のGIに出走した牡・せん馬で、これらを合算すると[4-5-2-5/16]。勝率25.0%、複勝率68.8%。単勝回収率195%、複勝回収率151%。ややこしい条件ですが、複勝率は7割に迫ります。
◇該当馬=ジャンタルマンタル

次は(2)。馬主。
安田記念は、サンデーレーシングおよびシルクレーシングの所有馬が非常に強く[3-3-4-6/16]。勝率18.8%、複勝率62.5%。単勝回収率172%、複勝回収率133%で、こちらも複勝率は6割を超えていました。
◇該当馬=マッドクール、トロヴァトーレ、ブレイディヴェーグ

(3)は生月です。
過去5年の3着内馬15頭中14頭は1月か3月生まれ。ただ、今年は1月生まれの出走がありませんでした。
一方、3月生まれで好走していたのは前走馬番が偶数だった馬で[3-4-2-7/16]。勝率18.8%、複勝率56.3%。単勝回収率395%、複勝回収率145%。文句なしの成績でした。
◇該当馬=ダディーズビビッド、シャンパンカラー、ジャンタルマンタル、ウォーターリヒト

(4)は生産牧場について。
ノーザンファーム(Northern Farm名義含む)生産の関東馬が結果を出している当レース。過去5年の成績は[3-3-3-7/16]で、勝率18.8%、複勝率56.3%。単勝回収率172%、複勝回収率125%。勝率、複勝率は前項と同じです。
◇該当馬=シックスペンス、レッドモンレーヴ、トロヴァトーレ、ブレイディヴェーグ

(5)は前走人気。
安田記念は、前走5番人気以下だった馬が[0-0-0-28/28]と、大不振。一方、前走芝のレースで2番人気以内、かつ上がり4位以内だった馬は[1-3-4-5/13]。勝率7.7%、複勝率61.5%。単勝回収率92%、複勝回収率106%。複勝回収率はやや低いものの、複勝率は6割を超えていました。
◇該当馬=トロヴァトーレ、ジュンブロッサム

(6)は前走着順です。
近年の安田記念は、前走、東京芝1600mか京都芝1600mか香港芝2000mのレースで1着だった馬が[2-2-4-3/11]。勝率18.2%、複勝率72.7%。単勝回収率100%、複勝回収率116%。なんと複勝率は7割を超えていました。
◇該当馬=ロングラン、ウォーターリヒト

続いては(7)。今回と前走の枠順について。
今回7、8枠を引いた馬がやや優勢の当レース。そのうち好走していたのは、前走1から4枠を引いた馬で[4-0-1-5/10]。勝率40.0%、複勝率50.0%。単勝回収率752%、複勝回収率189%。勝率の高さは魅了といえるでしょう。
◇該当馬=ホウオウリアリティ、トロヴァトーレ、ジュンブロッサム

(8)は、前走時の馬体重の増減。
安田記念は前走時、馬体重増減不明だった馬が[2-3-0-5/10]。勝率20.0%、複勝率50.0%。単勝回収率156%、複勝回収率120%で、該当馬の半数が好走。
「馬体重の増減が不明」というのは、前走もしくは2走前に馬体重を計測しなかった(主に欧米や、ドバイなど中東のレースに出走)馬を指します。
◇該当馬=ウインマーベル、ソウルラッシュ、ブレイディヴェーグ

(9)は性別です。
(1)とやや重なりますが、安田記念は牝馬の好走率が高く、とりわけ母の父がロイヤルチャージャー系かナスルーラ系種牡馬だと[3-3-0-2/8]。勝率37.5%、複勝率75.0%。単勝回収率345%、複勝回収率147%と、凄まじい成績でした。
◇該当馬=ブレイディヴェーグ

(10)は父の系統について。
出走数こそ少ないものの、当レースで健闘が目立つのはノーザンダンサー系を中心とするニアークティック系種牡馬の産駒。そのうち、今回奇数番を引いた馬は[1-2-1-4/8]。勝率12.5%、複勝率50.0%。単勝回収率45%、複勝回収率113%。(7)(8)と同じく、該当馬の半数が好走していました。
◇該当馬=マッドクール

そして最後は(11)。外国人騎手。
今春のGIシリーズと同じような傾向ですが、安田記念はJRA所属ではない外国人騎手騎乗馬が強く[1-1-2-2/6]。勝率16.7%、複勝率66.7%。単勝回収率60%、複勝回収率173%。該当馬は少ないものの、素晴らしい成績でした。
◇該当馬=レッドモンレーヴ、サクラトゥジュール

これら11の条件を踏まえ、印と買い目を下記のとおりとします。

◎18ブレイディヴェーグ
○16トロヴァトーレ
▲17ジュンブロッサム
☆10ジャンタルマンタル
△5レッドモンレーヴ
△14ウォーターリヒト
△3マッドクール
△12ロングラン

【単勝】18、17(2点)
【馬単/マルチ】18⇔16,17,10,5,14,3,12(14点)
【ワイド】18⇔16,17,10,5,14,3,12(7点)
【3連複/軸2頭】18=16=17,10,5,14,3,12(6点)

本命候補は、4項目に合致したトロヴァトーレとブレイディヴェーグ。その中で、ブレイディヴェーグを本命としました。

ここまでマイル戦は2度走ってともに4着と、微妙な成績のブレイディヴェーグ。GI馬とはいえ、ソウルラッシュをはじめとする一流マイラーが揃った今回は、実績面でやや劣るといわざるを得ません。
ただ、前述したとおり、安田記念は「ノーザンファーム生産の関東馬」「牝馬」「サンデーレーシング所有馬」が、驚異的な強さを発揮しているレース。連覇したソングラインや、1勝2着1回のグランアレグリア、牝馬ではないものの2着1回3着2回のシュネルマイスターに、集計期間外ですが2着2回の牝馬アエロリットと、とにかく走りまくっており、データ派としてこの馬を推さない理由がありません。

馬券はまず、ブレイディヴェーグの単勝と、同馬からの馬単マルチ、ワイドを購入。さらに、対抗トロヴァトーレとの3連複軸2頭ながしと、現役屈指のお気に入り馬ジュンブロッサムの単勝も買います。

それでは日曜日も競馬を楽しみましょう。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 

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