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田原基成

2018/03/18 09:45

スプリングS/阪神大賞典/阪神12R 4歳以上1000万下予想

10

【中山11R スプリングS】

ダノンスマッシュ、タイムフライヤー、ロックディスタウン。

土曜11R・3歳限定戦3鞍は1番人気馬が揃って沈む結果となった。

これを単なる厄日と捉えるか、何らかの背景が理由にあると捉えるか??そこが予想における大きな分岐点だと私は思う。

3頭の共通点を紐解くと、春のGI戦線への出走確実な賞金を有している点が浮かび上がる。タイムフライヤーの鞍上ルメールはレース後「ちょっと太かった」とコメント……今回より先を見据えた一戦との意味合いが行間から窺えるはずだ。

次に、上記の馬が敗れたレースの勝ち馬から共通点を見つけ出したい。

フラワーCを制したカンタービレ、ファルコンSを制したミスターメロディ、若葉Sを制したアイトーン。いずれも春のGI出走に向けたボーダーラインに位置していた馬だ。GI、とりわけ生涯一度のクラシックは出走できるものなら出走させたいと考える舞台。すでに賞金加算済みの馬と比較した際の“本気度”に大きな差が出るのは当然だろう。

「狙いはGI出走のボーダーラインに位置する馬」

その視点から、ルーカスに本命の印を託す。

同じ人気馬ではエポカドーロも似たような状況にあると思われるかもしれないが、2歳時に重賞で勝ち負けしていた馬と年明けに未勝利を勝ち上がった馬とでは立場が違う。また、ルーカスの場合は生まれ持ったバックボーンも気に留めるべきだ。

全兄モーリス。
堀厩舎。
クラブ馬。

毎年豪華なラインナップが揃う堀厩舎はこの世代、目立った活躍馬を輩出していない。未だ3歳クラシック戦線のお手馬不在のM.デムーロとて同じで、先に挙げた“本気度”は想像に難くないだろう。その馬が持つバックボーンを予想に加味する攻略法は、3歳トライアル戦特有で有効活用したいところだ。

ルーカスについて補足すると、芝1800mでマクリ差しを決めた新馬戦の内容がいかにも小回り向き。ワグネリアンの2着に入った東スポ杯2歳Sも終いの脚は目立っていたが、3-4コーナー過ぎからエンジンを吹かして進出するスタイルが現状もっとも合うと私は判断する。

ステルヴィオについても触れておきたい。

同馬で気がかりなのは、レースを重ねるたびに差し・追込に脚質が固定化されている点。あくまで憶測だが、新馬戦で見せた先行策は大舞台での“奥の手”として取っておいているのかもしれない。

コーナー4つで直線も決して長くない中山芝内回り1800mは大外一気が利きにくい条件。GI戦線を見据えるレベルの馬だからこそ、前哨戦となるここでは評価を下げる。

3連複フォーメーションの2列目には3頭をピックアップ。

ゴーフォザサミットは共同通信杯4着馬。1.2着馬は別として、3着馬とは枠順の差が響いた印象だ。未勝利戦でのパフォーマンスから中山芝1800m替わりは歓迎材料。中山芝・マクリ差しならこの鞍上はうってつけだろう。

ハッピーグリンも侮れない。

地方馬と侮るなかれ、上がり3F33秒3の脚で突き抜けた前走は芝適性の高さを証明するには十分すぎるほど。札幌での好走は時計のかかる洋芝が要因と思われたが、むしろ当時は適性外の条件だったのかもしれない。このメンバーでも通用する可能性を秘めた1頭だ。

さらにはマイネルファンロン。

逃げ・先行・マクリ差しと脚質自在の同馬。「マイネル」の馬らしく、完成度の高さが魅力だ。展開次第で立ち回りを変えることができる脚質は大きなアドバンテージ。相手なりに走れる渋太さを活かして上位進出のシーンがあっても驚けない。

【中山11R スプリングS予想の印】
◎2 ルーカス
〇11 ゴーフォザサミット
▲6 ハッピーグリン
☆12 マイネルファンロン
△7 ビッグスモーキー
△8 ステルヴィオ
△5 エポカドーロ
△4 レノヴァール
△10 カフジバンガード
△1 バールドバイ

【3連複/フォーメ】2-11,6,12-11,6,12,7,8,5,4,10,1(21点)

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【阪神11R 阪神大賞典】

スプリント戦線・ダート交流重賞戦線以上に新陳代謝の活発化が鈍い芝長距離路線。

アルバートが3連覇を達成したステイヤーズS、同一重賞3勝目を飾ったフェイムゲームがその代表だが、前者に関してはおおげさではなく5連覇ぐらいは可能だと思っている。デルタブルースやビッグウィークといった菊花賞馬が種牡馬入りできていない現状……その副作用として長距離路線の固定メンバー化が健在している印象だ。

さて、阪神大賞典が行われる舞台は阪神芝3000m。

平地の芝3000m以上で行われるレースは年間6レースしかない。否が応にも長距離実績を重視したくなる条件で、菊花賞馬ゴールドシップの同一レース3連覇はその証と言えるものだろう。

……が、私が注目したいのは2.3着馬。

デニムアンドルビーやアドマイヤデウス、トーセンバジルを「ステイヤー」と定義できるだろうか?

長距離重賞でよく見られる光景として、道中“まるで歩いているような”スローペースで流れることがある。その結果、上記に挙げた中距離適性の高い馬たちが台頭するというわけだ。もちろん阪神大賞典も例外ではない。

クリンチャー。
アルバート。
レインボーライン。

上位人気に支持される3頭はいずれも長距離に適性が偏る馬であり、道悪巧者でもある。仮に超スローの展開で速い上がりを求められる展開になったとしたら……決して磐石とは言い切れないだろう。

ここはサトノクロニクルから入る。

4走前のセントライト記念、2走前のチャレンジCはこの馬の本質を示すパフォーマンス。オール野芝の中山、開幕週の阪神でそれぞれ馬券圏内を確保してみせた。とりわけ2走前は後半5Fに11秒台が連続するスピード勝負を押し切り勝利。この手のラップは阪神大賞典でも見られることを補足しておく。

先の話をすると、池江厩舎の管理馬は4歳秋-5歳で競走馬のピークを迎えるケースが多い。トーセンジョーダン、ラブリーデイ、サトノアラジン……おそらくサトノクロニクルの本格化もこの時期になることだろう。

現時点の完成度では人気馬3頭に劣る。
しかし、1年後にその力関係は間違いなく逆転するものと私は捉えている。

先物買いの意味も込めて、サトノクロニクルに本命の印を託したい。

【阪神11R 阪神大賞典予想の印】
◎6 サトノクロニクル
〇8 クリンチャー
▲7 レインボーライン
△10 アルバート
△4 カレンミロティック

【3連複/フォーメ】6-8,7-8,7,10,4(5点)

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【阪神12R 4歳以上1000万下】

競馬予想における展開読みのポイントとは?

多くの競馬ファンは同じ脚質の馬がどれだけ出走しているかを意識されるものと思われる。逃げ馬が多いレースではハイペース、その反対ではスローペース、といった具合に。決して間違った見方ではないだろう。

それを踏まえ、私が考えるのはその先の部分。

「誰が、どのような理由で逃げ馬に乗っているのか?」だ。

このレースで前に行くことが予想されるのは4頭。それぞれ馬名と騎手を挙げてみよう。

・カフジオリオン→三津谷隼人
・リアンヴェリテ→加藤祥太
・メイショウサチシオ→幸英明
・ベルエスメラルダ→バルジュー

カフジオリオン、リアンヴェリテの鞍上はともに減量騎手。メイショウサチシオはダートで4角先頭を譲ったことのない馬で、ベルエスメラルダの鞍上は短期免許のバルジューだ。

減量騎手に騎乗を依頼する理由……それは軽量を活かした先行策だろう。
短期免許に騎乗を依頼する理由……それは“良い意味で空気を読まない”作戦を企てるためだろう。

3頭が逃げてナンボのメイショウサチシオに対し一斉に絡んだとき、生まれるのはハイペースの差し決着だ。

ここはファームフェイスから入る。

阪神ダート1400mは未勝利戦を上がり3F最速の脚で制した舞台。近2走は渋ったダートで切れ味を封じ込められたが、この馬の真価は乾いたダートでこそ発揮される。

同馬を評価するにあたり、強調したいのは4走前のレースだ。4着に敗れたものの、良馬場ダート1400mで1分23秒6の走破時計は優に現級を勝ち上がれるレベル。その走破時計にすら及ばない近2走がどれだけ不適条件だったのかが見て取れる。

展開。
馬場。
コース。

あらゆる条件が好転するファームフェイスの本命に迷いはない。

相手本線には“ハイペースの外差し決着”に準じた馬をピックアップ。
そうしないと自分の本命馬に矛盾が生じてしまう。

【阪神12R 4歳以上1000万下予想の印】
◎12 ファームフェイス
〇16 スズカプリズム
▲10 ダブルコーク
☆14 レッドリボン
△6 マルカソレイユ
△13 キングディグニティ
△3 ウォーターピオニー
△11 ベルエスメラルダ
△7 ヒップホップスワン
△5 メイショウサチシオ

【3連複/フォーメ】12-16,10,14-16,10,14,6,13,3,11,7,5(21点)

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