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UMAJIN.net編集部
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中日新聞杯(GIII) 3歳上 ハンデ 中京芝2000m
※現行の12月開催・ハンデ戦で行われるようになった2017年以降の6年間のデータを参照
■人気
・1番人気/【1.1.1.3】
勝率16.7% 複勝率50.0%
・2番人気/【2.0.1.3】
勝率33.3% 複勝率50.0%
・3番人気/【0.1.0.5】
勝率0.0% 複勝率16.7%
・4番人気/【0.1.0.5】
勝率0.0% 複勝率16.7%
・5番人気/【1.0.1.4】
勝率16.7% 複勝率33.3%
・6-9番人気/【2.1.1.20】
勝率8.3% 複勝率16.7%
・10番人気以下/【0.2.2.44】
勝率0.0% 複勝率8.3%
1番人気、2番人気はともに複勝率50%とまずまずの成績。ハンデ戦なことを考えれば上々の数字だろう。それでも、近2年は揃って着外に敗れており、波乱傾向。軸に据えるのは心許ない。
また3・4番人気はそれぞれ2着が1回ずつのみで信頼度は低め。むしろ5番人気の方が成績は良く、6-9番人気でも2勝を挙げている。フタ桁人気でも馬券絡みはあるので、荒れる重賞という認識で間違いなさそうだ。
2021年は8番人気ショウナンバルディが勝利。2着にはブービー人気のアフリカンゴールド、3着には10番人気シゲルピンクダイヤが入線する大波乱が巻き起こった。3連単配当は236万8380円。
■年齢
・3歳/【2.2.0.5】
勝率22.2% 複勝率44.4%
・4歳/【3.2.4.23】
勝率9.4% 複勝率28.1%
・5歳/【1.0.2.30】
勝率3.0% 複勝率9.1%
・6歳/【0.1.0.20】
勝率0.0% 複勝率4.8%
・7歳以上/【0.1.0.6】
勝率0.0% 複勝率14.3%
昨年は3歳馬でのワンツー決着。回収率は単複ともに100%を超えるのでここを軸と考えていいかもしれない。出走数はそれほど多くないものの、3歳馬は要チェックだ。それに続いて好走率が高いのが4歳馬。若い馬の優勢のレースであると言っていいだろう。この6年の連対馬12頭のうち9頭が4歳以下の馬。若い馬を連軸に据えたい。
一方、6歳以上の馬券絡みは2着が2回のみ。いずれもフタ桁人気の大穴ではあったものの、ともに斤量が54キロと軽ハンデに助けられての激走だった。ハンデ戦だけに軽ハンデ馬への警戒は必須ではあるが、高齢馬は割引と考えていい。
■馬体重
・439キロ以下/【0.0.0.5】
勝率0.0% 複勝率0.0%
・440-459キロ/【2.2.0.15】
勝率10.5% 複勝率21.1%
・460-479キロ/【2.3.2.22】
勝率6.9% 複勝率24.1%
・480-499キロ/【1.1.1.20】
勝率4.3% 複勝率11.8%
・500-519キロ/【1.0.1.15】
勝率6.3% 複勝率12.5%
・520-539キロ/【0.0.1.6】
勝率0.0% 複勝率14.3%
・540キロ以上/【0.0.1.1】
勝率0.0% 複勝率50.0%
479キロ以下の比較的小さい馬が優勢。500キロ以上の大型馬は【1.0.3.22】で勝率3.8%、複勝率15.4%と今ひとつだ。コーナー4つを回るコースレイアウトなだけに立ち回りのうまさが求められる。器用さに欠ける大型馬は割引でいいだろう。
また、唯一の勝ち馬は2018年1番人気ギベオン。のちに同コースのGII・金鯱賞も勝利しており、中京芝2000mの適性が特別高い馬だったといえそう。ほかは3着までなので3連系馬券のヒモ程度の認識でいいだろう。
■性別
・牡・セン馬/【5.5.4.73】
勝率5.7% 複勝率16.1%
・牝馬/【1.1.2.11】
勝率6.7% 複勝率26.7%
好走馬18頭中14頭は牡馬・セン馬だが、牝馬が少ない出走数の中で大健闘している。
2019年は8番人気サトノガーネットが勝利を挙げ波乱を演出するなど、現在4年連続で馬券内に好走中だ。好走した4頭はすべて8番人気以下の人気薄で、複回収率も140%とベタ買いでプラス。出走していれば、人気がなくとも印は回しておきたい存在である。今年の出走の牝馬はピンハイが紅一点。GIIチューリップ賞2着の実績馬でもあり、好走に期待できそうだ。
■枠番
・1枠/【3.0.0.8】
勝率27.3% 複勝率27.3%
・2枠/【1.0.0.10】
勝率9.1% 複勝率9.1%
・3枠/【0.1.0.11】
勝率0.0% 複勝率8.3%
・4枠/【0.0.1.11】
勝率0.0% 複勝率8.3%
・5枠/【1.2.3.6】
勝率8.3% 複勝率50.0%
・6枠/【0.1.1.10】
勝率0.0% 複勝率16.7%
・7枠/【1.1.1.13】
勝率6.3% 複勝率18.8%
・8枠/【0.1.0.15】
勝率0.0% 複勝率6.3%
◎内外比較
・1-4枠/【4.1.1.40】
勝率8.7% 複勝率13.0%
・5-8枠/【2.5.5.44】
勝率3.6% 複勝率21.4%
1枠と2枠で4勝。特に1枠は2020-22年で目下3連勝中と絶好調の枠だ。さらに2019年は2枠が勝利しており、近4年は1・2枠の馬が勝利。ただし、勝つか負けるかのピンパー傾向もあり、全幅の信頼は置きづらい。ロスなくコーナーを回れる点は有利に働くが、前が詰まるリスクも当然ある。
3・4枠は2着と3着が1回ずつと複勝率が低く、むしろ好走率は5-8枠の外寄りが優勢で抜群の成績を記録しているのが5枠。複勝率50%と優秀な成績を挙げており、6年間で馬券に絡まなかった年はない。5枠に入った馬は無条件で買い目に入れておきたいところだ。
ただし、外過ぎる枠はさすがに不利なようで8枠での好走は昨年4番人気2着のマテンロウレオのみ。それも16番枠での好走であり、17番枠より外は【0.0.0.9】と馬券絡みは皆無。フルゲートで施行された際は完全に切りでいい。今年は17頭の登録なのでフルゲート割れ。果たして唯一の“はずれ”を引くのは…?
■脚質傾向
◎脚質
・逃げ/【1.0.1.4】
勝率16.7% 複勝率33.3%
・先行/【0.3.1.16】
勝率0.0% 複勝率20.0%
・差し/【3.3.3.38】
勝率6.4% 複勝率19.1%
・追込/【2.0.1.26】
勝率6.9% 複勝率10.3%
◎上がり3F順位
・1位/【2.1.0.4】
勝率28.6% 複勝率42.9%
・2位/【1.0.0.4】
勝率20.0% 複勝率20.0%
・3位/【2.0.1.6】
勝率22.2% 複勝率33.3%
・4-5位/【0.1.2.16】
勝率0.0% 複勝率15.8%
・6位以下/【1.4.3.54】
勝率1.6% 複勝率12.9%
中京芝2000mは上り坂からのスタートでペースが速くなりにくい。人気の項で触れたショウナンバルディは逃げきり勝ちだったので人気薄の前残りには注意。
逃げ先行を合わせて複回収率は好走率は246%を記録しており、馬券の中心は前に行ける馬で考えたい。キレイに後方になるにつれて数字は落ちていく傾向にある。
それでも先行馬は勝ち星を挙げておらず、連対数自体は逃げ先行より差し追込の方が多い。最終直線には急坂が待ち構えている。先行できるスピード能力だけでなく、登坂で減速しないタフさも持ち合わせていることが重要だ。
また、上がり順位を見ると上がり上位は勝ち切る点では優秀だが、好走率はそれほど高くはない。キレや瞬発力よりスピードの持続力が求められるコースと言えそうだ。
■前走クラス
・3勝クラス/【0.0.0.6】
勝率0.0% 複勝率0.0%
・OP特別/【1.1.0.8】
勝率10.0% 複勝率20.0%
・リステッド/【2.4.2.31】
勝率3.4% 複勝率20.7%
・GIII/【1.0.2.25】
勝率3.6% 複勝率10.7%
・GII/【2.1.1.13】
勝率11.8% 複勝率23.5%
・GI/【1.1.1.9】
勝率8.3% 複勝率25.0%
条件戦組は重賞の壁に跳ね返される結果。いくらハンデ戦であってもいきなりの重賞好走は厳しいようだ。
好走率が1番高いのはGI組。その内訳を見ると好走馬3頭中2頭は天皇賞・秋組であり、同距離のGIからの臨戦馬が格の違いを見せつける結果となっている。ただし、今年出走予定のGI組は前走・スプリンターズSのドルチェモアと前走・日本ダービーのホウオウビスケッツの2頭。2レースとも過去6年で例がなく未知数ではあるが、ともに好調の3歳馬なだけあって取捨には悩むところだ。
次点では順当にGII組が続くが、その中ではアルゼンチン共和国杯が【1.0.0.10】と微妙な成績。唯一の1勝は昨年5番人気のキラーアビリティが挙げたもので、それ以外はすべて掲示板外に敗れている。同馬は同じ芝2000mGI・ホープフルSを勝利していた馬であり、例外と考えていいかもしれない。また、前走2400m以上の距離を使われた馬も【1.0.0.13】。大幅な距離短縮は割り引いていいだろう。
好走数が最も多いのが前走リステッド組。この組は前走1-3着馬が複勝率18.2%に対して、4着から9着馬が複勝率30.8%と巻き返しにも期待ができる。10着以下からの馬券絡みはないものの、斤量が加算されない分で負けている馬の方がねらい目と言えそう。
重賞であるGIII組は成績が劣る。成績を下げている要因に挙げられるのが【0.0.0.13】の福島記念組。前走で掲示板内に好走していた馬も6頭参戦しているが全滅している。同じ距離、同じハンデGIIIでも結果はリンクしないようだ。
(Text:Iimori)
2023/12/05 17:30
【中日新聞杯(GIII)攻略データコラム】穴党必見ハンデ重賞 牝馬と前残りに警戒


中日新聞杯(GIII) 3歳上 ハンデ 中京芝2000m
※現行の12月開催・ハンデ戦で行われるようになった2017年以降の6年間のデータを参照
■人気
・1番人気/【1.1.1.3】
勝率16.7% 複勝率50.0%
・2番人気/【2.0.1.3】
勝率33.3% 複勝率50.0%
・3番人気/【0.1.0.5】
勝率0.0% 複勝率16.7%
・4番人気/【0.1.0.5】
勝率0.0% 複勝率16.7%
・5番人気/【1.0.1.4】
勝率16.7% 複勝率33.3%
・6-9番人気/【2.1.1.20】
勝率8.3% 複勝率16.7%
・10番人気以下/【0.2.2.44】
勝率0.0% 複勝率8.3%
1番人気、2番人気はともに複勝率50%とまずまずの成績。ハンデ戦なことを考えれば上々の数字だろう。それでも、近2年は揃って着外に敗れており、波乱傾向。軸に据えるのは心許ない。
また3・4番人気はそれぞれ2着が1回ずつのみで信頼度は低め。むしろ5番人気の方が成績は良く、6-9番人気でも2勝を挙げている。フタ桁人気でも馬券絡みはあるので、荒れる重賞という認識で間違いなさそうだ。
2021年は8番人気ショウナンバルディが勝利。2着にはブービー人気のアフリカンゴールド、3着には10番人気シゲルピンクダイヤが入線する大波乱が巻き起こった。3連単配当は236万8380円。
■年齢
・3歳/【2.2.0.5】
勝率22.2% 複勝率44.4%
・4歳/【3.2.4.23】
勝率9.4% 複勝率28.1%
・5歳/【1.0.2.30】
勝率3.0% 複勝率9.1%
・6歳/【0.1.0.20】
勝率0.0% 複勝率4.8%
・7歳以上/【0.1.0.6】
勝率0.0% 複勝率14.3%
昨年は3歳馬でのワンツー決着。回収率は単複ともに100%を超えるのでここを軸と考えていいかもしれない。出走数はそれほど多くないものの、3歳馬は要チェックだ。それに続いて好走率が高いのが4歳馬。若い馬の優勢のレースであると言っていいだろう。この6年の連対馬12頭のうち9頭が4歳以下の馬。若い馬を連軸に据えたい。
一方、6歳以上の馬券絡みは2着が2回のみ。いずれもフタ桁人気の大穴ではあったものの、ともに斤量が54キロと軽ハンデに助けられての激走だった。ハンデ戦だけに軽ハンデ馬への警戒は必須ではあるが、高齢馬は割引と考えていい。
■馬体重
・439キロ以下/【0.0.0.5】
勝率0.0% 複勝率0.0%
・440-459キロ/【2.2.0.15】
勝率10.5% 複勝率21.1%
・460-479キロ/【2.3.2.22】
勝率6.9% 複勝率24.1%
・480-499キロ/【1.1.1.20】
勝率4.3% 複勝率11.8%
・500-519キロ/【1.0.1.15】
勝率6.3% 複勝率12.5%
・520-539キロ/【0.0.1.6】
勝率0.0% 複勝率14.3%
・540キロ以上/【0.0.1.1】
勝率0.0% 複勝率50.0%
479キロ以下の比較的小さい馬が優勢。500キロ以上の大型馬は【1.0.3.22】で勝率3.8%、複勝率15.4%と今ひとつだ。コーナー4つを回るコースレイアウトなだけに立ち回りのうまさが求められる。器用さに欠ける大型馬は割引でいいだろう。
また、唯一の勝ち馬は2018年1番人気ギベオン。のちに同コースのGII・金鯱賞も勝利しており、中京芝2000mの適性が特別高い馬だったといえそう。ほかは3着までなので3連系馬券のヒモ程度の認識でいいだろう。
■性別
・牡・セン馬/【5.5.4.73】
勝率5.7% 複勝率16.1%
・牝馬/【1.1.2.11】
勝率6.7% 複勝率26.7%
好走馬18頭中14頭は牡馬・セン馬だが、牝馬が少ない出走数の中で大健闘している。
2019年は8番人気サトノガーネットが勝利を挙げ波乱を演出するなど、現在4年連続で馬券内に好走中だ。好走した4頭はすべて8番人気以下の人気薄で、複回収率も140%とベタ買いでプラス。出走していれば、人気がなくとも印は回しておきたい存在である。今年の出走の牝馬はピンハイが紅一点。GIIチューリップ賞2着の実績馬でもあり、好走に期待できそうだ。
■枠番
・1枠/【3.0.0.8】
勝率27.3% 複勝率27.3%
・2枠/【1.0.0.10】
勝率9.1% 複勝率9.1%
・3枠/【0.1.0.11】
勝率0.0% 複勝率8.3%
・4枠/【0.0.1.11】
勝率0.0% 複勝率8.3%
・5枠/【1.2.3.6】
勝率8.3% 複勝率50.0%
・6枠/【0.1.1.10】
勝率0.0% 複勝率16.7%
・7枠/【1.1.1.13】
勝率6.3% 複勝率18.8%
・8枠/【0.1.0.15】
勝率0.0% 複勝率6.3%
◎内外比較
・1-4枠/【4.1.1.40】
勝率8.7% 複勝率13.0%
・5-8枠/【2.5.5.44】
勝率3.6% 複勝率21.4%
1枠と2枠で4勝。特に1枠は2020-22年で目下3連勝中と絶好調の枠だ。さらに2019年は2枠が勝利しており、近4年は1・2枠の馬が勝利。ただし、勝つか負けるかのピンパー傾向もあり、全幅の信頼は置きづらい。ロスなくコーナーを回れる点は有利に働くが、前が詰まるリスクも当然ある。
3・4枠は2着と3着が1回ずつと複勝率が低く、むしろ好走率は5-8枠の外寄りが優勢で抜群の成績を記録しているのが5枠。複勝率50%と優秀な成績を挙げており、6年間で馬券に絡まなかった年はない。5枠に入った馬は無条件で買い目に入れておきたいところだ。
ただし、外過ぎる枠はさすがに不利なようで8枠での好走は昨年4番人気2着のマテンロウレオのみ。それも16番枠での好走であり、17番枠より外は【0.0.0.9】と馬券絡みは皆無。フルゲートで施行された際は完全に切りでいい。今年は17頭の登録なのでフルゲート割れ。果たして唯一の“はずれ”を引くのは…?
■脚質傾向
◎脚質
・逃げ/【1.0.1.4】
勝率16.7% 複勝率33.3%
・先行/【0.3.1.16】
勝率0.0% 複勝率20.0%
・差し/【3.3.3.38】
勝率6.4% 複勝率19.1%
・追込/【2.0.1.26】
勝率6.9% 複勝率10.3%
◎上がり3F順位
・1位/【2.1.0.4】
勝率28.6% 複勝率42.9%
・2位/【1.0.0.4】
勝率20.0% 複勝率20.0%
・3位/【2.0.1.6】
勝率22.2% 複勝率33.3%
・4-5位/【0.1.2.16】
勝率0.0% 複勝率15.8%
・6位以下/【1.4.3.54】
勝率1.6% 複勝率12.9%
中京芝2000mは上り坂からのスタートでペースが速くなりにくい。人気の項で触れたショウナンバルディは逃げきり勝ちだったので人気薄の前残りには注意。
逃げ先行を合わせて複回収率は好走率は246%を記録しており、馬券の中心は前に行ける馬で考えたい。キレイに後方になるにつれて数字は落ちていく傾向にある。
それでも先行馬は勝ち星を挙げておらず、連対数自体は逃げ先行より差し追込の方が多い。最終直線には急坂が待ち構えている。先行できるスピード能力だけでなく、登坂で減速しないタフさも持ち合わせていることが重要だ。
また、上がり順位を見ると上がり上位は勝ち切る点では優秀だが、好走率はそれほど高くはない。キレや瞬発力よりスピードの持続力が求められるコースと言えそうだ。
■前走クラス
・3勝クラス/【0.0.0.6】
勝率0.0% 複勝率0.0%
・OP特別/【1.1.0.8】
勝率10.0% 複勝率20.0%
・リステッド/【2.4.2.31】
勝率3.4% 複勝率20.7%
・GIII/【1.0.2.25】
勝率3.6% 複勝率10.7%
・GII/【2.1.1.13】
勝率11.8% 複勝率23.5%
・GI/【1.1.1.9】
勝率8.3% 複勝率25.0%
条件戦組は重賞の壁に跳ね返される結果。いくらハンデ戦であってもいきなりの重賞好走は厳しいようだ。
好走率が1番高いのはGI組。その内訳を見ると好走馬3頭中2頭は天皇賞・秋組であり、同距離のGIからの臨戦馬が格の違いを見せつける結果となっている。ただし、今年出走予定のGI組は前走・スプリンターズSのドルチェモアと前走・日本ダービーのホウオウビスケッツの2頭。2レースとも過去6年で例がなく未知数ではあるが、ともに好調の3歳馬なだけあって取捨には悩むところだ。
次点では順当にGII組が続くが、その中ではアルゼンチン共和国杯が【1.0.0.10】と微妙な成績。唯一の1勝は昨年5番人気のキラーアビリティが挙げたもので、それ以外はすべて掲示板外に敗れている。同馬は同じ芝2000mGI・ホープフルSを勝利していた馬であり、例外と考えていいかもしれない。また、前走2400m以上の距離を使われた馬も【1.0.0.13】。大幅な距離短縮は割り引いていいだろう。
好走数が最も多いのが前走リステッド組。この組は前走1-3着馬が複勝率18.2%に対して、4着から9着馬が複勝率30.8%と巻き返しにも期待ができる。10着以下からの馬券絡みはないものの、斤量が加算されない分で負けている馬の方がねらい目と言えそう。
重賞であるGIII組は成績が劣る。成績を下げている要因に挙げられるのが【0.0.0.13】の福島記念組。前走で掲示板内に好走していた馬も6頭参戦しているが全滅している。同じ距離、同じハンデGIIIでも結果はリンクしないようだ。
(Text:Iimori)

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