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田原基成

2024/06/08 18:55

【エプソムC】魔境の前走は参考外 “無敗データ×2”該当馬に不動の◎献上 3連系は最大「900倍」視野/函館スプリントS/東京9R/函館8R

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◆【6/9(日)的中速報】土曜は3連単3万馬券含む「13/20」的中率65.0%と夏競馬で猛チャージ!【エプソムカップ/函館スプリントステークス2024予想】

【エプソムC】

サンライズマックス、スズノマーチ、レイエンダ、ザダル。

厩舎も血統も脚質も、何もかもバラバラの4頭の共通点がおわかりいただけるだろうか?

答えは「新潟芝2000m重賞を2人気以内で馬券外かつ、エプソムC勝利実績あり」。東京芝1800mと新潟芝2000mの関連性のなさがうかがえるデータと言えよう。

私が抱く、新潟芝2000mのイメージは陸上競技の400m走。日本一長い直線ゆえ決め手に秀でた馬が優位かと思いきや、最後の100mぐらいはどの馬も同じような脚色に。前めの位置で運んだ馬がスタミナにまかせて押し切るケースも珍しくない一方、終いの脚にかけた馬は伸び切れずに差し損ねてしまう。

反対に、東京芝1800mは国内陸上競技の10000m走。パッと想像しづらいかもしれないが、一定ペースでゆったりと流れたのち、ラスト2周を境に一気にペースアップ。ペースメーカーが離れてから瞬発力勝負にさしかかるのが大きな特徴となっている。要するにラスト3F、もっと言うとラスト2Fの切れ味がモノを言う舞台だ。

それを踏まえたとき、ヴェルトライゼンデには不安しかない。

日本ダービー3着、ジャパンカップ3着の実績はメンバー中随一。GIIIのメンバーなら断然格上だが、やはり今回は約1年2カ月ぶりのレースという点がネックとなる。芝1800mを使われるのは3歳春以来。当舞台で必須となる瞬発力勝負に長けたタイプでもなく、ここは様子見が妥当だ。

エプソムCのレース傾向について補足すると、先ほどと矛盾するようだが”切れすぎる”のも良くない。ジャスティンカフェやザダル、サトノフラッグにフルーキーなど初角10番手以下を進んだ馬の好走も珍しくないが、それらの馬には芝1800m以上の重賞馬券内歴があった。スパッと切れるマイラータイプの台頭が目立つ毎日王冠とは毛色が異なる点は注意したい。

「新潟芝2000m重賞の惨敗歴」
「ラスト2Fの瞬発力」
「芝1800m以上の重賞好走歴」

少しずつ、しかし確実にあらわになるエプソムCの正体。紐解いていくなかで、私の心も完全に決まった。

ここはレーベンスティールから入る。

海外遠征後に臨んだ前走新潟大賞典は見せ場なく敗戦。海外遠征からリズムが狂った印象だが、冒頭に記したとおり新潟芝2000mはレイエンダやザダル、近年ではサリエラにヒートオンビートなど中央場所の重賞で連対歴がある1番人気馬があっさり負ける“魔境”。結果を鵜呑みにはできない。

東京芝1800mは5馬身差圧勝歴のある条件。当時のラスト3Fは11秒6-10秒8-10秒9と、圧倒的な瞬発力を示していた。ゴール前は流していたことを考えたとき、ラスト1Fの10秒9はもっと速くなっていたはずだ。2024年のC.ルメール騎手×田中博康調教師の成績は【4-0-0-0】と負け知らず。国内レースで1-3枠を引いた際の成績【3-0-0-0】も大きな後押しとなる。

4歳世代?
斤量59キロ?
調教の不安?

そんなことは百も承知。エプソムCの勝ちパターンを頭のなかで何度もシミュレーションしたが、好天続きの高速馬場なら内めの枠からある程度の位置で運びつつ、上がり3F33秒台を繰り出す舞台巧者の本馬しか見えなかった。東京芝1800mの瞬発力勝負は大得意。大丈夫だ、レーベンスティールは決して弱くなんかない。

いざ、復権へ。レーベンスティールの本命に迷いはない。

相手本線にはトゥデイイズザデイを。

芝1800mは【2-2-1-1】と安定。このレースで6連対と圧巻の成績を残す池江泰寿厩舎所属馬でもあり、いかにも“エプソムカップっぽさ”を感じる1頭と言える。この中間は坂路で豊富に乗り込まれ、2週前の時点で4F51秒7をマーク。未経験の東京芝替わりがどうかも、軽くは扱えない。

アルナシームも軽視禁物。

芝1800mは【4-2-0-3】と好走多数。この距離では1分45秒0以内での馬券内が目立っており、高速馬場適性に秀でた1頭だ。好天予報で時計の速い決着が想定される今週末の東京芝。馬場適性の高さも魅力的に映る。

さらにはシルトホルン。

右回りの成績【0-2-0-7】に対し、左回りは【2-2-1-3】。戦績が示すとおりのサウスポーだ。逃げの手に出た前走メイSは前残りの恩恵もあったが、使われつつ勝ち馬との着差を縮めているのは好印象。メンバー中数少ない芝1800m重賞連対馬である点も見逃せない。

以下、上がり3F33秒台での複数勝利実績があるサイルーン、春の東京芝は【2-1-0-0】連対率100%のマイネルケレリウス、昨年5月にはダービーデーの東京芝1800mで1分45秒2、ローシャムパークと接戦を演じたグランディアを。

【東京11R エプソムC予想の印】
◎6 レーベンスティール
〇1 トゥデイイズザデイ
▲15 アルナシーム
☆10 シルトホルン
△11 サイルーン
△7 マイネルケレリウス
△16 グランディア

【単勝】6(1点)
【馬連】6=1,15,10(3点)
【3連複/軸1頭】6=1,15,10,11,7,16(15点)
【3連単/フォーメ】6→1,15,10→1,15,10,11,7,16(15点)


【函館スプリントS】

「ロードカナロアが負けたレース」

この事実に函館スプリントSの本質が詰まっていると私は思う。

内枠を引いた当時のロードカナロア。直線で行き場を失った時点で厳しいレースを強いられたが、進路が開いたあとの伸びも際立つものではなかった。初の洋芝が影響したのだろうか……なんとか2着を確保したものの、満足のいくパフォーマンスを発揮できたかと言われれば答えはNOだ。

勝ったドリームバレンチノ、3着ビスカヤはいずれも年内に芝1400m以上の距離経験あり。後者に関しては函館芝2勝と確かな洋芝適性を証明していた。このレースを紐解くうえで見逃せない重要なヒントと言えよう。

コパノリチャード。
セイウンコウセイ。
シゲルピンクルビー。

近年人気を裏切ってしまった馬たちの共通点は”洋芝未経験”であること。また、開幕週=逃げ・先行馬を狙うというイメージは捨て去ったほうが良いだろう。上記3頭をはじめ、時計のかかる寒い時季の芝で好走してきた馬の信頼度は決して高くない。

2020-22年の函館スプリントS勝ち時計は1分7秒台。アサカラキングをはじめとした快速馬が揃った今年も好時計決着が想定される。1分7秒台前半以内の持ち時計と、洋芝勝利実績を持つ馬がこのレースの狙い目だ。

ここで白羽の矢を立てたのはサトノレーヴ。

前走春雷Sは1番人気に応える勝利。着差だけをみれば辛勝にも映るが、皐月賞デーの当時は前が止まらないイン有利馬場。それにもかかわらず、終始外々を回って勝ち切ったのだから立派と言える。

今回引いた枠順は2枠4番。内めの枠を引いたこともそうだが、目標とすべきアサカラキングが隣にいるシチュエーションもこの馬にとってプラス材料と言えそうだ。2走前に同馬と相対した際、スタートダッシュでは引けを取らなかった。重馬場だった当時とは馬場も距離も違う。1分7秒1で駆け抜けた前走内容から、開幕週の高速馬場想定ならこちらが上との判断だ。

過去10年の函館スプリントSにおいて、前走芝レース3着以内から臨むロードカナロア産駒は【2-2-0-1】。この馬とのコンビで3勝の浜中俊騎手騎乗、持ち時計、洋芝経験も含めて死角らしい死角は見当たらない。サマースプリントシリーズの初陣はこの馬が飾ると見た。

相手本線に抜擢するのはセッション。

今回が初のスプリント戦。手を出しにくい印象だが、マイルの近2走は道悪にもかかわらず1000m通過57秒台のハイペースを先行と、距離短縮で一変の可能性を感じさせる内容だった。過去10年の函館スプリントSにおいて、前走芝1600m重賞で4角5番手以内だった馬は【2-2-1-1】。兄ソウテン、母ミスドバウィはともに洋芝1200m勝ち馬で、この舞台なら見直せる穴馬だ。

アサカラキングはこの位置。

昨年秋までは中距離戦線を使われていたが、マイル以下への路線変更後にパフォーマンスが一変。初のスプリント戦だった前走モルガナイトSは開幕週の馬場を活かして悠々と逃げ切った。今回は後続から徹底マークを受ける立場とはいえ、単騎逃げなら簡単には止まらない馬。大きく評価を下げる理由は見当たらない。

さらにはシュバルツカイザー。

函館、札幌で3勝を挙げる洋芝巧者。そのなかには芝1200mでのレコード勝ちもあり、洋芝でもきれいな馬場コンディションでこそ真価を発揮するタイプだ。苦手の道悪が続いた近2走は参考外。得意条件替わりでのガラリ一変に警戒したい。

以下、夏競馬に良績が集中する夏馬・カルネアサーダ、初のスプリント戦で1分6秒9をマークしたジャスティンスカイ、近走戦ってきた相手が強かったビッグシーザーを。

【函館11R 函館スプリントS予想の印】
◎4 サトノレーヴ
〇14 セッション
▲3 アサカラキング
☆7 シュバルツカイザー
△8 カルネアサーダ
△11 ジャスティンスカイ
△13 ビッグシーザー

【単勝】4(1点)
【馬連】4=14,3,7(3点)
【3連複/軸1頭】4=14,3,7,8,11,13(15点)
【3連単/フォーメ】4→14,3,7→14,3,7,8,11,13(15点)


【自信の一鞍 東京9R 八王子特別】

差しがバンバン決まっていた土曜東京ダート。先行馬にとって厳しい馬場コンディションのなか、今回のメンバーは前走4角2番手から勝利した馬が3頭を数える。それらが前で意識し合うと仮定したとき、狙うべきは差し馬一択だ。

本命はトクシースタローン。当舞台で4度の馬券内がある舞台巧者で、その4戦は上がり3F3位以内。いまの東京ダートにマッチした末脚を持つ馬だ。良馬場だった前走の走破時計はメンバー中最速。ここは確勝級との判断。

相手には前走当舞台で上がり3F最速をマークしたフミヤングフェイス、現級の東京ダート2100mで5度の連対歴がある差し馬キングサーガを。ここは相手を絞って勝負。

【東京9R 八王子特別予想の印】
◎2 トクシースタローン
〇10 フミヤングフェイス
▲8 キングサーガ

【単勝】2(1点)
【馬連】2=10,8(2点)
【ワイド】2=10,8(2点)


【太鼓判 函館8R 3歳上1勝クラス】

自身の戦績からパッと浮かびにくいが、ディーマジェスティ産駒は洋芝の鬼。前年終了時点での函館芝成績は【3-2-1-6】馬券内率50%、単勝回収値395、複勝回収値137がその証だ。同産駒にあたるヤマニンアストロンは使い詰めの臨戦過程に加えてマイルの距離が合わなかった感あり。スプリンターが目立つ母系から、芝1200mと洋芝替わりで一変濃厚だ。

相手本線には洋芝で【1-0-2-0】と大崩れがないスカイキャンバス、開幕週の函館芝向きの先行力を有するフィオライア、2.3着馬を離した前走内容が強かったジョーメッドヴィンを。

【函館8R 3歳上1勝クラス予想の印】
◎10 ヤマニンアストロン
〇3 スカイキャンバス
▲6 フィオライア
☆11 ジョーメッドヴィン
△9 カレンナオトメ
△1 ゴールドサーベル
△4 クファシル

【単勝】10(1点)
【馬連】10=3,6,11(3点)
【3連複/軸1頭】10=3,6,11,9,1,4(15点)
【3連単/フォーメ】10→3,6,11→3,6,11,9,1,4(15点)

◆【6/9(日)的中速報】土曜は3連単3万馬券含む「13/20」的中率65.0%と夏競馬で猛チャージ!【エプソムカップ/函館スプリントステークス2024予想】

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田原基成のプロフィールはこちら
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